丸幸中島のこだわり

灶師(とうじ)

「灶」とは、中国の新字体で、竃(そう)つまり「かまどの神=竃君」から引用し、焼物は「かまどの神の火と土」から生まれることにより、とうじ(陶磁)の呼び名で「灶師」とし、弊社の商標/ブランドとしました。

[灶] is the modern Chinese form of the character [竃] in the name Furnace God [竃君]. Because ceramics are born from the Furnace God's fire and earth, we decided to name our brand Touji [灶師], rather than Touji [陶磁], the common Japanese word for ceramics.

器から伝わるおもてなし−食卓をより豊かに−

日本人ならではのおもてなしの心と気配りで扱い易いサイズやかたちにこだわります。身近に存在するモチーフと色彩を取り入れることでお料理を器と共に目でも愉しめる。そして気持ちがより豊かになるものづくりを目指しています。

The Omotenashi welcoming and caring spirit of Japan is reflected in the size, shape, and ease of handling of our tableware. Appreciating their beautiful motifs and colors will make the cuisine they contain even more appealing. Our desire is to help you to enhance your dining experiences.

お客様の日々の食卓・季節や様々な節目などの食卓シーンでお食事が、より美味しく、より愉しいものになります。お洋服を着飾る様にすでにお手持ちの様々な器と合わせることでオリジナリティー溢れる食卓空間を創ること(テーブルコーディネート)ができます。

The right tableware makes daily dining and seasonal foods taste better, and makes special occasions more fun. Just as we express originality when we select our clothes, we can coordinate our tableware to create unique dining spaces.

Topic.01

創作の理念

温故創新−400年の歴史を紐解く−

古きをたずねて新しきを創る。

愛知県瀬戶市の北東部猿投山麓にある赤津地区。この赤津焼は奈良時代が起源とされ、尾張藩の御用窯としての流れをもつ芸術性の高い器づくりの窯元が多くあります。弊社は、昭和32年に赤津地区で創業。先人から伝わる伝統と技術を大切にし、時代の変化を捉え、現代の人々の価値観・ライフスタイルに合わせたものづくりを目指しています。ふるきデザイン・色彩や柄に新たなエッセンスを加え、新たな価値を創造し、唯一無二の商品をお客様へお届けします。

赤津にある雲興寺。本堂や鐘楼には、赤津焼の瓦が使用されています。
赤津焼きの瓦が使用されている赤津地区の名所。

現地現物−陶の産地と共に−

この陶磁器産地は、人と技術・素材がそろい、ものづくりが出来る場所。様々な工程の職人達と現地で現物を確認しながらコミュニケーションが図れる強みを活かします。その強みは、新たな商品開発にも繋がります。

お客様や産地が、共に豊かになる。ものづくりを通じて明るい豊かな社会を目指します。

Topic.02

創作のコンセプト

素材と炎
そして技

陶器は素材(土・釉薬)と焼成をする炎、それらの特徴を生かす職人たちの匠の技により作り出されます。様々な変化を生み出します。

ほっとするデザイン
(カタチ・柄)

伝統的、懐かしい、身近なところにある素材をモチーフに。
移り行く時代の変化や文化を大切にし、その時々の季節も楽しめる"ほっとする"デザインを大切にします。

料理が
映える

器は、料理の引き立て役。
使いやすく盛りやすい。季節やシーンに合わせて、より美味しくなるように器が料理をやさしく包み込みます。

Topic.03

ものづくり工程

石膏型を使用

細かい彫りのあるタイプはひとつづつ丁寧に手作業を繰り返し、型を作っています。手作業ならではの味わい深いものに繋がる手間は惜しみません。時間と手間をかけて、より個性的で革新的で独創的な唯一無二の商品を生み出します。

  • ものづくりの一例を紹介。商品により工程が異なります。

デザイン イメージの模索

ほのぼのするデザインを求め、身近にある自然の中からモチーフとなるイメージを探します。

デザイン スケッチ

使いやすい形・料理が映えやすい形、あわせて柄・模様のデザインを創造します。

原型作成

石膏の塊から削り出しを行います。花々の柔らかな凹凸は、指先で確認をしながらひとつひとつ丁寧に彫り込みます。

生地の生産

石膏原型をもとに作られた型に粘土を流し込みひとつひとつの器の生地を作ります。

絵付け

下地に1色づつ丁寧に色付けを行います。より味わい深い彩りに変化をします。

施釉

上薬といわれる釉薬に漬け込み全体をコーティングします。器全体の濃淡を生み出す重要な作業となります。

焼成前の生地

施釉をし焼成前の生地はこのような色の姿。

窯入れ・焼成

施釉した生地を積みます。約1200°Cの炎で焼き上げます。

焼き上がり

器として仕上がりました。

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